4月 11 2014
クレジットカードと総量規制
総量規制とは、「年収の3分の1を越える貸付を行ってはならない」という、貸金業者に科せられた法律です。この法律はクレジットカードに、どのように関わっているのでしょうか。
<ショッピングは総量規制の対象とならない>
総量規制の対象となるのは、貸金業者の「お金の貸付」です。そのためショッピングは総量規制の対象外となります。クレジットカードで買物をしたり、サービスの対価の支払いにカードを使ったということであれば、全く関係ありません。「ショッピング枠」の方に計上されるものは、対象外なのです。ただし「貸金業者」には、クレジットカード会社も入っています。
<クレジットカード会社も貸金業者>
クレジットカード会社も貸金業者のククリの中にあります。カードの中の「キャッシング枠」は総量規制の対象となります。利用していなくても枠があるということで、他社が契約に慎重となるといったこともあります。全く使うつもりがないということであれば、設定しなくてもよいでしょう。しかし海外旅行でキャッシング枠が便利に使えることもあります。全てのカードに設定しないのではなく、海外で使い勝手の良いカードにだけは、若干でも設定していると役立ちます。